テキスト1976
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疇虞-喜量~ぶ:'.. t.尉いい'1(すいせん・カトレア)2月号のテキストには「スイセン」を主材にしていろいろな花を作ってみた。やさしく清楚なスイセンも、考え方によっては変化のある使い方が出来るものである。次から次へと活けてゆくと、その中には面白いものも出来てきて、これはまだまだ延長戦も可能だな、と思をるほどである。とにかく、スイセンは生花にも瓶花にも盛花にも好ましい材料であるし、取合わせをいろいろ変えてみると意外に而白いものが出来る。ただその中に、日本種のスイセンには派手やかな美しさはなく、清楚であり風雅であり数少なく活けるいけばなに、水仙らしい味わいを感じることが出来る、と思うのである。索麟すいせんを活ける専渓毎月1回発行桑原専慶流編集発行京都市中京区六角通烏丸西入桑原専慶流家元贔暴1976年2月発行No. 152 しヽけばな

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