テキスト1976
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この月のテキストにはどんな花があるでしょう専渓作品傾向によってそれらを三つにわけて考えて下さい。作品番号のー、このテキストに掲載した作品は13点ですが、2、3、5、6、7、10、は(明るく新しい感じの作品)4、11、12、13、は(雅趣、温和な感じの作品)8、9、は(生花)ということになります。花材花器を選択するとき、花形をきめるとき、その用途や自分がどんな作品を作ろうとするのかによって、作品の性格が変わってくるものです。新しい創作的ないけばなを望むのか、風雅な自然趣味の花を活けようとするのか、それをきめて花材と花器を選択することが望ましいのですが、このテキストではそんな考え方の区別を作品写真によって作ってみました。花材花器花形とその考案について、よく注意して下さい。No. 161 毎月1回発行桑原専慶流① 緑褐色のヤ、ンの花がら,けいとうは紅と淡黄色。強い感じの中にモダンな感覚がある。創作的な瓶花といえる。配合が変わっている。編集発行京都市中京区六角通烏丸西入桑原専慶流家元ヤシの花がらけいとう1976年11月発行いけばな

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