テキスト1975
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京都は日本の文化の古里であります。その文化の伝承と発展に貢献できればと顧って、京都朝日会館を再び新築いたしました。この朝日文化ホールの門出を「桑原隆吉、桑原素子二人展」で飾っていただけることは幸いです。このいけばな展に対して、朝日新聞社は右のことばを寄せられた。大に開催された。朝日会館文化ホール新装の第一回の催しは、このいけばな展によって禅やかに閲場のテー。フが切られたわけである。京祁の中心、河原町三条の朝日会館七階の文化ホールは約120坪である。その会場にけばな展には明るい感党、美しい色彩がいっばいに満ち溢れて、現代いけばなの新しい様式をすべての部分に表現した代表的な花展であったことは、来観の皆さんのひとしく寄せられた言葉であった。入場者は両日を通じて約七000名、実に盛会だった。ことに東京、大阪、岡山、四国、九州方面より多数の来費を迎えることの出来たのは感謝に堪えない次第である。3月8日・9日「桑原隆吉・素子二人展」はまことに盛50作の作品をならべて測催されたこのい帆日新聞社朝日新聞社\ -.. .,I ..,,i ところ桑原隆吉・素子とき後援3月8日・9日京都朝日会館10 人展

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