テキスト1975
26/147

苔巖‘芯ヽ①②③ 中央に壁かけの花、その下の左右に瓶花2瓶の配合である。金尻製の枯草かべかけは、三か所ほど小さい穴があり、それへ花器をかけて花を入れた。右万の壺は白磁に藍絵の魚紋が描かれてあり、これはイランの陶器である。左方の黒色陶器のコンボートは京都焼の盛花器で‘けの花と二つの芋叫生の瓶花の調和。―つの壁か①焦の絵と下部の鳥の絵、陶画としてよく出来ている。日本の藍絵陶器とは図案の調子が変っており、織物ししゅうなどとともにイランの丁芸の味わいが感じられろ壷゜浪い藍絵の色には落若のある花材がよい。カユウと赤椿をのびやかに師して、花器の引き立つように考えた瓶花① カユウ紅ツバキガーベラアスパラカス白百合10 ~\

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る