テキスト1974
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lnl復して.JL気でやっています。(専沢)す。冷えびえとした山の雨に、用意の雨合羽を芯て歩く私達。「家なき児」の柏景を思い起すではありませんか。ましたとき、息いがけなく深い洲に落ちこんで、したたか足を打ち帰京後、賂形科へ三辿間ほど通う結果となりました。が、抑して岡山の流展へも行き、10月へかけて大変でしたが、ロハ今ではすっかりこの上下の写真はその日のスナッ。フでこのあと、馬節の民家で花を活けてい多忙な時期でもあり、実に困りました妻籍から馬籠へは古い中山道(なかせんどう)の山道だった。馬筑峠を越えて馬籠の町へ入ったのだったが、この峠道には旧街道の荒い石畳の道や、渓谷の中の狭い道が残っていて、昔の木羊Fl路の面彩を見ることが出米た。ものさびた迫祖神の石像などところどころ追記の心を誘うものがあったが、やがて馬籠の在所へ入り、友籠とよく似た風景を見ながら、落合川を渡り中津川の町へ戻りついた。後半は秋雨の中でのいけばなの仕事だった。いけばなとなるとレクレーションなど、どこかへ吹っとんでしまう。11 ~ _

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