テキスト1973
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Rこれは白竹で作ったびく(魚竿さである。直径50センチほどの大きく平らな篭で、実用に使うものだろうが雅趣があるので、花器として中筒を入れ、花は朱色のけしの花を、小品に活けた。花器が大きいので反対に小さい花も面白い対照である。花・けし器・魚篭この篭は倉敷美術館の前にある民芸品店で買ってきたのだが、中へ竹筒を入れて、瓶花を活けても生花を活けてもよく調和する。黒く褐色の篭は四季ともに使えるが、しら竹の篭は夏季の花生としてふさわしいし、花材にも調和がよい。R なるこゆり花・てっせんひまわり器・平篭(ひらかご)2 篭のいけばなRョー

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