テキスト1973
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悲33c cューカリの細い小枝、ヒマワリの大輪の花4本を褐色の低い壷に活けた。低く平らな形を作ったのだが、ユーカリの個性を利用して、左右に細く茎を垂れさせて花器より下に中心をおいて活けたが、この花は高い台の上、棚などに樅くと晶和がよいだろう。温室咲きのヒマワリだが橙黄と褐色の花の色がはっきりとして、ユーカリの白緑色と色彩が美しい。洋間に飾るのにふさわしい感じの花である,⑪ c ヒマワリ⑪貨褐色の水盤。腰の高い形に特徴のある盛花器である。花材はサンスベリアの業2枚、ヒマワリ2輪の単純な必じの花である直線の葉と丸い形の花との取り^11わせだが、この盛花は小塁の花ですっきりとした感じを作ろうと考えて活けた。こんな行き方は、大きい花よりも引き窃つ花で、小品ながらも要点をついた花といえるだろう。小品花の特徴を示した花だが、簡単そうにみえて忍外にむずかしい花である。サンスベリアユーカリヒマワリ以上、18作の小品花を活けた。この号の花は明るくて軽やかな花、意匠のある作品もその中にあるのだが、普通の家庭に活けられる実用叩というところにヒントを511いて活けたが、米月号には、さらに、創作的な小品花を活けてみたいと名えている。特さんがそのまま活けられるようにと考えると、どうしても花がおとなしくなるのだが、次りにはもう少し進んで祈しい考亥のある花を作ろうと考えている⑬ ぺ'', . ..,, " ,・ 11

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