テキスト1973
34/149

R墨ラJる3沈んだ朱色に少し紫色を加えた色のガラス器。形はおちついた花瓶だが、ガラス器の特徴である透明の感覚がある。ストレチア、クロトンの二種に、白色に漂白したシダを三本挿して、軽やかな感じの瓶花を作った。この場合、さびた朱色の花瓶ストレチアクロトン漂白シダとストレチア、クロトンのオレンヂと褐色の色謁との配合、また、その間にみえるシダの白、この対照によって変わった感じのみえる花である。きわだった色彩美のある花ともいえる。Rネコヤナギは平節感の深い材料である。ネコヤナギにツバキ。ネコヤナギ、ユリの類。朱色のボケをあしらうなど、湿雅な配合も好ましいが、また、作花と取り合わせても引き立つ材料といえる。ストレチア、カーネーション、テッボウユリ、洋蘭の類、パラなど強い色彩の化と収り合わせネコヤナギ⑧ てよく調和する花である。写真はネコヤナギ、ガーベラの杞合であオレンジの花を糾み介わせたが、ネコヤナギの銀色の実が強い色彩によく淵和して明快な色杉及をみせているガーベ朱色の花瓶にガーベラの紫亦、淡黄、4 R

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る