テキスト1973
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る3R二月に入ると榛(はんのき)も実が大きくなり一恩雅趣が感じられる。枝振りのさびたものを選んで、やぶつばきの赤色の花を添えた。山の花二種で渋い好みだが、早邪の花として自然趣味に宮んだ配合である。この花形は垂体の副主形だが、副材のつばきを大きく挿して、副胴の位凶へ長くさし出し、副材としてはかなりのびやかな使い方をしている。花器の前へ垂れたはんのきの枝振りにも変化がある。垂体の応用花形だが、流暢な感じに活けられてあるのがよい、と思う。R白いチューリップ、淡い紫色の野菊の二稲である。柚長の黒色の水盤にさしたが、花器の形に涸和するように、盛花の形も横長に形を作った。(並列した花形)左方からチューリップ、右方から野菟、中央でこの二秤の花が前後に重なっているのだが、こんなところも作者のエ夫がある。春の花らしい章花の盛花であが多く咲きだす。淡い色の花と葉、いかにも介を象徴するような花々だが、このシーズンには、新鮮な感じの草花の盛花を作りたいものである。(ラッパスイセン、'MFl陰、アネモネ)(ナタネ、フリージャ、ヒアシンス)の配介も同忍。三月、四月、引月になると春の華花4 .... \\ @ R はんの木チューリッフ゜やぶつばき野菊

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