テキスト1973
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会日—10月20日会場ー京都・宝ビル・21日花曜会展は各方面の好評を得て、成功だった。会員の皆さんの努力がこの結果を褐たのであって、まことに喜びに堪えない。この花展に対する批評を代表的な華迫誌から転載して、花曜会展の成果をお伝えする。「桑原専巖流の花瞳会展が10月2021日閲催された。このたびの花展は陶器には造詣深い家.JC蒐集の花器で、各自の選んだ索材がよく吟味されて、花器、作品の調和が相呼応し、色彩ともどもみごとな感覚に息をのむ。そして、その作品群の品性のある華やかさが豪華な気分に誘い込んでゆく。作品に表われた品位は、いかにその技を料得してもその底に香る品性は、もって生まれたものでどうしようもない。桑原氏のこの作品に香る品性は氷遠の宝であろう。」以上、貨讃の言葉が掲載されてあったが、いけばな展というものは時間的につくりあげるものだけに、反省すべき点がことに多い。会員一同が結集して愈々努力したいと思う。桑原専慶流花曜会展成功した花曜会展明るい色彩美と優雅なふんいき(ボケカトレア)20

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