テキスト1972
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Aの瓶花、ザクロにヒマワリ、アロカシアの三種からヒマワリをとって、二種にしてみるとまた、簡浄な感じにみえ面白い瓶花になった。瓶花でも盛花でも木の材料に花をつけることが習慣のようになっているが、偶然、この瓶花でみるように実もの材料に洋花の広葉をつけるのもいいものである。花形もそのままにして写真にとったが、右方が少しものたりない感じがする。最初から二種の場合には右方に小枝を入れたいと思う。⑬RR R 7 のぞかせている使い方も調子が面白い。ァロカシアをどの作品にも使ってあるのが気になるのだが,なにしろ短時間に次から次へと活けて行ったので,写真が出来上ってから気がついた次第。残念に思っている。⑪⑪ これは小作の盛花。カユウ1本,紅色のケイト2本,ァロカシア2枚。美しい配合である。ケイトの1本を広い葉の下に低く入れて,少しザクロアロカシアカユウケイトフリーヂヤ小さな花器だけれど趣味のよい花器である。赤銅色の手附花賄。(高さ17センチ)黄色のフリーヂャの色がよく調和している。ァロカシアR • ,J

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