テキスト1971
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』.,ヽ. ヽ― `‘←r,`r、i3 ·• こ、{,,"\ヽ、桑i:し‘” A、急•社クヽr.》tb一{.:'心3^~‘;・ぶ~t.ヽ髯‘>f. .9f._.]7,一?9化.`91¢(‘ヽヽ・f t' ,9 ぽたんを見るのが目的で大和長谷寺へ行ったのは四月二十八日であった。大和には牡丹の名所がところどころあつて、長谷寺、当麻寺など有名であるが、由緒のある堂塔を背景にして咲くぽたんは、いよいよ高貴な花の美しさをしみじみと感じることが出来るものである。近鉄の八木駅でのり替えて三つ目の駅が長谷寺。すぐ車を拾つて十分ほど走ると長谷寺の門前につく。季節柄、参拝のおばさん達が列を作って歩いている中を、こちらは牡丹が目的なのだから境内へ入ると、まず沿道の牡丹園を見てまわる。季節には少し早いので二分咲きといった状態でがつかりしたけれど、それでもいい真言宗豊山派の総本山である。幾千株もあるだろうその中には、早咲きの品種もちらほらと咲いており、見頃は五月二、三日ころ、と寺の人のお話であった。とにかく参拝をすませて、そのうちの咲きごろのものを写真にとることにした。京都奈良の花の名所は寺院に多くあり、その建築美と庭園、それに花の美しさが調和して高雅壮麗の感じをうける。長谷寺は古くは初瀬寺と鎌倉の長谷観音、福岡県鞍手郡西川村にある長谷寺、この三つが日本三長谷寺というとのことである。京阪都市からかなり離れた静寂の境地にある関係からであろうか、堂塔や廻廊などが完全に保存されていて、高い格式の中にある品格、清浄な感じに満ちた寺である。季節に少し早いので充分の写真をとることが出来なかったが、そのうちから美しい花をみつけ出して写真にとつて、テキストに掲載することが出来た。私がカメラを使うのは全くの久し振りで、まさに四十年目である。そのころはカメラも小型から組立暗函まで、レンズもベリト・ボルタスなどという軟焦点レンズを使つて現像焼付引伸しまで全部、自分でやる凝り方だったが、最近になって大型と小型の二つのカメラを買つたので、これからもう一度勉強してみようと思っている。この。ヘージの写真は、つまり私の再起第一作の写真である。A9‘L` ぺ.[L[`ゞtJ>. ffe,9-,•。f 9グジ?.r、({k[1寺5[l}}4J{r.N参-...`0,. ,9`4”-0、4`' ¢鼻4 C-^ 、r-` /、f’e心5.→-`\?鍼〗[谷せ長は螂・,,. 牡丹としゃくなげ(文と写真・専渓)>・ llJ

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