テキスト1971
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⑪ ⑪⑫⑬ ⑪サンセベリア、紅色カーネーショソの2種を長方型の花器に活けた。サンセベリアを中央にならべ、カーネーションを右へ軽く2本、左に4本を集めて挿し、サンセベリアの中央のすままより見えるカーネージョソが面白い考案。⑬淡紅のチューリップ3本を上方に長短をつけて配置し、右前斜にオレソジ色の花を1本低く挿した。クロトソの緑と黄色の模様のある美しい葉3枚、前向言に並べて少しうつむかせて挿す。この籠は白い色の柳の手芸品で手さげの買もの籠で⑫トルコ青の手附花瓶。口が細いので材料も細いものを選択する。ろうばいの枝振りがことに変っている。白色の小菊の入れ方ものびのびとして茎の線が美しい。枝の形をみて花の調子をみて、花型を考えた自由花材の面白さがある。あろう。手の前方に花を入れ、後方にもチューリップをさして、中央に手をみせている。籠の花器の場合、手の前後にさすことがよくある。これは美しい色彩的な盛花である。意匠的にみても美しい。ありあわせた食器を水入れに使った。サンセベリアチューリップろうばい小菊カーネーションクロトソ

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