テキスト1971
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⑤ ⑤ ⑥⑦ ⑥大輪の一璽咲きの椿、淡い紅色で「あけぽの」感じの花器に簡浄な感じに入っている。椿はこんな小品の場合が一ばん美しい。垂れた形もよいし枝の線もよく引含立って清楚な惑じである。床の間の小品花として調和がよい。という。褐色の渋い⑦サンキライ、スイセソ、ベニシダの三種の盛花花器は変った形だが、これは貝の形を模したものだろう。色彩的にも美しいし、自然風な雅趣があって、また軽やかな流暢な花型である。ひっかかりのない美しい技巧`これは大切なことである。3これは12月初頭の瓶花である。桜の返り花に紅と白を交えたセィヒツバキを添えて,淡い青色の腰高の花瓶に活けた。桜の足もとが花器の中までみえて,また椿の中央より前方左へ重なった桜の枝も,形に浮きがあって深みを作っている。カンザクラセィヒッパキッパキ一種(あけぼの)スイセン⑦ サ‘ノキライベニ、ンダ

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