テキスト1970
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C-Rあけびの蔓で編んだ平らな篭、このまるい篭は直径50センチ程度の篭で、高知県赤岡町の民芸品で、「豆とおしの篭」である。荒いあみ目で豆をとおす農家の雑具である。渋い色調の雅致のあるものだが、花器としても中々而白い味わいをもつている。ひろびろとした形がよく、中へ落しを使って花の活け方もいろいろ工夫ができそうである。民芸品の中にはこの様に必要な形でありながら、その姿自体が美しい感じをもつものが多い。⑧ これに、まんさくの緑の葉と白菊ぷりと活けたが、の対照が美しい。篭の縁もしつかりとして民芸品特有の堅牢さをもつている。Rこれは香川県高松市に近い御厩(みまや)の素焼の器具である。瓦の様な焼きの実用器具だが、これにたがあつて炭火を運ぶ道具だという。高さ25センチ程度、直径25センチ程度のやきものである。R .. ふの2種を活けた。横にひらたくたっ篭の褐色と緑の葉炭火を運ぶ道具というのも古風面白いが、これにつまみのあるふたをして磁いてみると、形として中々ととのった形である。瓦の様な黒色には花の色もよく調和するし、花器に使つても使いやすい大きさ、しまりをもつている。これに、淡黄のガーベラ3本、ビンクのパラ3本を挿した。ラで勢いも悪く、このいけばなは材料としてよくない。とにかく、花器をみてもらうために、掲載することにしたが、残念な作品である。で.. 6 8月のバ器材器材花花花花ヽノゞラ. ---t'、一-::--:---=—こ疇...--. ・言・. ---. -.. -. —-~... --.. ---・ ー.-一--ー・~. ---ー・・...,. • . ----.-... -~ ...... ---・--・ ■‘-・ ^--eヽ-’今-0 ,,,,...'-----鴫~〇... -・-・ ・-—,_ . .,.. 電.... .,. --.... -----.,. ~-----------. . ・----. ----・----・ -・ --・--・----・------------. ---~ '—-:..-•.·-. 一-->嘔~―.... -—,_ . .,, ------... —---------'----. . --名.---^^ R 豆とおしの篭まんさく火入れ具ガーベラ白菊@

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