テキスト1970
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⑦ さ50センチ、深さ12センチほどの大花器はタイ国の民芸品で、チー⑧⑦水を入れることが出来ます。横の長ク材で作ったサラダボールです。褐色のうす手の木器ですが、このままきさで、たつぶりとした感じです。これに「白花のテッセン」いッルを花器のふちにもたれる様に寄りかからせて、足もとは細い茎を⑧ 剣山でおさえて留めました。活けることは簡単ですが、清楚な憾じがあり、花と花器を引き立てます。同じ花恭に「白キキョウ3本、シラボシカユウの葉3枚」。これは普通の盛花を活けるように、剣山に2本、細さして留めました。この花器はチョコレート色のなんとなく異国的な感じをもつ花器で、仕上げも美しく花を入れても浮き立つように美しくみえます。写真でみると普通の大きさに見えますが、細いキキョウ3本、葉3枚の花ですから淡泊な感じの小品ということができます。キキョウの立て方をまつすぐに清楚な感じに仕上げました。`ぶ・・・-新しい花はよく水を吸います。おけいこのいけばなはお宅へ持つて帰つて,活けなおすことになりますが,水を充分入れておくこと,そしてその競朝もう一度,たし水を入れて下さい。新しい花は活けたしみずた第一日目が一ばん水を多く吸い上げるのが普通です。その次の日からはそれほどでもありません。水をたし入れるときに花形が変つていますから,それを手軽るに訂正する翌慣をつけて下さい。12

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