テキスト1970
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この垢合は袢室ののですが、いろいろな場所によって用途がことなりますから、四面休の花型もその場所に晶和する形を作ることになります。例えば洋式宴会の食卓には、低く平らな四面休でないと、,詞う側のお各様との対談にもさしさわりができます。また、最近は杯室だけではなくて、日本間の座敷の中央机にも飾る楊^11も多く、この場合は日本趣味の淡泊な美しい花がふさわしいわけです。前号の写真にダリアの平而型が2作ありましたが、これも卓上花として四方面より見ることのできる和室向きの盛花です。ここに掲叔した四つの盛花は‘―つの作品なのですが、かなり大ぶりなもので、派手やかな盛花ですが、この様な形式の四面体は作り方も、形も、趣味もいろいろありますから、来月号にも変った形の品を作ってお見せいたしましよう。111央テーブルに飾ることが多い体⑰面麟四し花材リアトリス,ダリア,ヵュゥ,ホザキナナカマド袢風のフラワー・デコレーションともいえる盛花です。リアトリスの必紫の花、ダリアの赤、カラーの白、ホザキナナカマドの白花の四種の配^1ですが、ダリアは濃い赤紫の色で、全体がきわだって鮮血な災しさです。四而体の盛花としては平凡な形なのですが、この4枚の写真をみて、どれにも表面のある挿し方であることがお解りになると息います。これを作るにも、三而体と同じように花湘を廻しつつ活けます。花の種類が多くなるにつれて、形が複雑になり、一方がよければその他の方向からみてよくない、ということになり、中々むつかしいことになります。ホテルの宴会場でみる四面体の盛花は、の花を低く入れて、その他は寸法を同じように丸く、何段にもさして廻るやり方で、これが一般的ですが、いけばならしい変化をつけようとすると、中々むつかしいことになります。Rは上ころです。111央Ifより見たとB 4 一つの盛花を四)jから写頁にとりました四方におもてのある盛花です,洋室の巾央テーブルに飾る花です

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