築ものを使つたいけばなむかでかずらR R淡褐色の百合の枯実十二、三本アンスリームの大輪の花、白色と緑と赤の交色の花は明る＜派手やかである。モンステラの葉1本。この3種を掲色の深い鉢に活けた。たっぷりとした花器に豊かな花の配合、モンステラの濃緑の葉が全体に落稽きをみせている。か琴華な感じの瓶花で広い洋室か店内装飾の花として適していると息う。花器の中に砂を入れ、剣山花留具に挿した。大まかな感じの小細工のない瓶花である。R白緑の細い葉は「トゲアナナス」である。温室ではこの葉が株より左右前後にはり出して(5尺ほどのひろがり）植生している。葉にするどいトゲがあり、トゲアナナスという名がある。紺色の鉢に活けたが、左右にはり出させると平凡な形になりやすいので、右方だけ一方に曲線の葉をさし出して変化のある形を作ろうと考えた。葉の配列に変化のあるように挿して、これにハボタンの濃紫色2本と掲色のヤシの葉柄を添えた。3 に注意しつつ，それぞれ特徴のある感じを出そうと考えた。@ 葉ものとそれに調和する花材を選んで，瓶花盛花を10点ほど作つた。とかく11くなりやすいのを，ぐつと引きしめて，花器との調和
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