なたねRなたねとスイトビーの二種配合の盛花である。花器は外国製ガラス鉢で、色はオレンヂ色に金色の光沢がある。なたねの黄色、葉の黄みどり、スイトビーは右方ヘビンクの花20対照型スイトビー本ばかり、左方に濃紅の花を10本ほどマッス状にかためて挿し、この盛花は、花材を集団的にかためたところに特徴がある。右方に重く花をあつめて、斜め前方へさし出し、左方は少し軽く後方に控えて挿してある。中央のなたねは3本、前後に長短をとつて入れた。つつじと白椿の作品と同じ考え方である。F 瓶花や盛花の花型の前から控までの奥行について解説します。普通に前から写した写真では、奥行き深さについては中々わかりにくいものです。ここに掲げた2枚の写真は、前方から写した①、側面から写した②、の二つですが、の前と横）これで見ると瓶花（盛花でも）の奥行はどれ程に作らねばならないかが、よく解ると111心います。前方から普通に見る花型の横巾と、側而から見た前後の奥行とは、ほとんど同じ程度に、枝葉が長く出ていることがわかります。この作品だけではなく、すべての作品がこんなに奥深く作る様にすれば、きっとよい花が作れます。草花だけの作品ではこんなにならない場合もありますが、大体の標準を示しました。瓶花の前後奥行き(―つの作品② 同じ瓶花の側面6 前方から見た花型① 花材べにさんご（楓）菊
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