テキスト1968

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（生花）このさくらは返り花のさくらです。10月末より11月中、生花の材料として好ましい花材です。テキスト64号(9月）67号(12月）に連載しました「京都といけばな」は大変好評でした。皆様からお手紙をたびたびいただきました。お礼を申し上げます。「京都といけばな」の写真記事は、京都の風景を紹介するのが目的ではなく「いけばなと意匠」についての考え方を知つていただきたいために、その作例を示したもので、こんかんざくら65号(1066号(11月）月）な傾向のいけばなの考案があるということ、その場合にはどんな工夫がいるのか、脱線しない上品な窓匠花とはどんなものか、など、そんな点を考慰した作例であつて、皆さんの参考として見て頂いたのです。ここで少し休ませていただいて、四月号より再び新しいアイデアのもとに掲載しますから、ご期待下さいます様。（左勝手）専渓「京都といけばな」は4月号まで休みます12