赤色の花弁にまん中に淡黄の色が見える°緑のたっぷりとした葉。カーネーションは淡紅色の花4本。ボリアンサスは鉢植のものを根を洗つて花器に安定させた。花器は白に淡い褐色を帯びた白泥色高足盛花器。花器の中へ砂を入れて姻山を安定させた。カーネーションを4本、長短をつけて右方やや前斜に、強い直線を四本ならべたところに特徴のある花型(No.6)ポリアンサスは濃いである。このカーネーションの右へのびた形に対して、左方のポリアンサスはまる＜どつしりと葉が群つて、長さに対する重量のバランスを考えた盛花といえる。中央のカーネーションとポリアンサスの間に空間を作ったのだが、このすきあいによって、全体の形が変つて見えると思う、。フリムラ、シネラリァ、ベコニアなどの様な短い鉢ものを盛花に使う場合には、この写真と同じ様に根を洗つてそのまま使う。6 ネーションは淡紅3本、オレンヂ色3本をまじえて配色をとった。花器は濃い青色の水盤である。杉は2本、左上方に1本と左前へ傾けて1本と挿してある。花型は＞型にカーネーションと杉を並列させ、中央に空間を少しつくつて、変った調子をつくり出した。この花型は、ーション、ボリアンサスの盛花と同じ形で、応用花型の中でも活けやすい、よい形であるから、材料を変えて練習されるとよい。3種の材料で入れるときは、例えば胴の部分に白花のボケを入れ、中央の奥深いところに（控）白ボケの小枝を入れるとよい調和であろう。(No.7)杉の葉の黄葉と、カー(No.6の）カーネ7 (No.8)青色のトルコ青の壺は黒色の絵具で軽い惑じの図案が描いてある。この巽国趣味の花瓶に、洋花を2種、小品に入れた。淡紫色のカトレァ1本。ネ。ヘンセス（食虫蘭）これは枯れた花である。美しいコバルトの壺にうす紫の洋蘭、淡い褐色の軽やかな線をもつ食虫蘭。この三つの配合は、あざやかな色彩美と、変調な形をもっいけばなといえる。普通のおけい古花には使えない材料だが、この花を見て考えて欲しいことは、私達の作るいけばなの中には、時としてこんな変った趣味のものもあるということである。花瓶の口もとに大輪の蘭を安定させ、左方へ軽く流れる様な細い線を出して、花瓶の重量との対照をとつてある。4 8 II ィヒ材ネペセンスカトレア花材カーネーションボリアンサス花材・杉カーネーション[ ｀
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