ダリアは6月より11月ま．て。随分。季節の長い花てある。の夏咲きの花。ての秋咲きの花の二つの花季にわかれて咲く。品種の多いことは皆様御承知の通りだが、その中に切灼花とと、切り花として適当な品種があして適当でない（露地観賞）品種る。私達がいけばなに用いる場合．大輪咲の首の柔いものは扱いにくいし、首短かく水盤に低く挿して、皿に盛る様な形にしか活けられないものもあり、また、ごの写真にある様な形の切花用に適した品種も多い。6月7月9月より11月へかけ花茎の太くしっかりしたもの、葉の厚く濃い緑葉のものは水揚もよV、Fl持ちもよいからいけばなとして適当てある首の垂れたダリアの風情は捨て難い味わいだが、余程、新鮮．てない限り水揚が悪い。写呉の盛花はダリア（紫赤色）を3本、一種挿に活けた単純な盛花でなる。花器は黒褐色の鈍い光沢のある陶器て、重い感覚とダリアの花葉のたっぷりとした感じとの調和ふ考えた。花器には籾山を人れて、真に2本、花を並べて挿し、前方の胴の位置へ大輪を安定させた。広い口の花器の右方に水序見せて．悠然とした安定や見せている。こんな花は一種の方が花、花器とも引立つ。ー3ークジラン（紫蘭）とスカジュリ（透百合）の二種瓶花てある。ジランは5月に紫紅色の花をひらき花季の終って後、実をつけるが、花のある季節よ灼も実のある姿の方が面白い。水揚もよいし形も流暢な感じ．て、どの材料に配合しても調和がよい。スカジュリはオレンヂ色の花。葉に光沢のある夏スカジュリである。花器は黒色陶器．て、緑葉とオレンヂ色の花と配色がよい。この花型は真、副．胴にジランの葉と実、中央にスカジュリ。右方の中間と留に長くジラソふ人れ、左右対照の花形となっている。ごの様な花型を対照型と云うの＊てある。郎山花留を使って挿してある。2 ダリアククククククジラン配合例ユキヤナギサンキライジラボジカユウカラジュームの葉洋種アジサイテッポウユリアスパラカスキキヨウ女郎花タメトモユリ女郎花コオニュリ洋種アジサイカーネージョン大輪菊ダリアバラ初夏の花1．2． ＿フシンスカシユリダリア一種クククククク
元のページ ../index.html#54