テキスト1964
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k新聞に連載された記事を再録します。桑原専葵(誌上講座)簡単に活けられる盛花のコッ初めてお花を活けられる方は、なるべく蘭単な形の材料を選ぶこと.てす。枝振りの難しい不や、形の変った材料は使わないて、まっすぐな草花を二種程度.て盛花を作るのがよいてしよう。ユリ、キク、カーネージョソの様な材料を使うと形が作い易いてす。配色のよい草花を選択して水盤に剣山花留具を用いて挿す。瓶花(びんか)ー投入ーは盛花よ的も難かしいてすから、初めは盛花から活けます。花の数は何本活けてもいいのだが、初級の人は五本程度が活け易い。(お花代一00円程度)お稽古用の花器は練習用の花器は小型のものが活け易い。陶器の水盤て色は白、黒、レー、青磁色がどの花にも調和します。(_個五00円程度)剣山花留を一個買います。長方型の針の長いものよくつまったものを選びます。(一個二00円程度)練習花型(初級)初級の人はこの花型から練習します。下段右図の基本型は真、副、胴の三つの場所に花を入れます。(初級)方に傾けて挿す。剣山は花の下葉てかくれる様に作ります。写真の盛花(ふ1)テッポウユリニ本、カーネージョソ三本、以上の基本型を実際に活けて見ると、この写真の様になります。テッポウユリを真と胴に一本づつ入れ、留の位置ヘカーネージョソを三本並べて挿す。カーネージョンはピソクと白色の交ったもの.て、ユリとの配色が美しい真の長さは水盤の直径の二倍程度。胴の長さは真の十程度です。グ真の茎を少し前ヘ傾け、胴と留とは強く前材料の配合に注意する二種配合から三種配合。四、五種配合と進んで行く。盛花として一ばんよいのは三種配合.てす。五種類も―つに入れるのは復雑てむづかしい。晋通は三種程度がよいと思います。花の材料にはいろいろな形と、色と、感じがあるものです。それを配合して形の上からも色彩的にも、よい調和を作る様に材料をとり合せます。葉の広いもの細いもの、花の茎のまっすぐなもの曲っているもの、枝の直立するもの傾斜するもの、いろいろあるてしよう。それらを配合するとき調和のよいものをよく選んて組み合せると、活け易いし、また出来上りがすっきわします。凡3(中級)花を活けましよう1盛花2盛花。口① No. 2 No. 1

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