テキスト1964
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i 忠臣蔵で有名な京都祇園、万亭の赤い壁をまがつて少し行くと都おどりの歌舞練場。これに隣り合せて弥栄会館があり、そこにギオンコーナーが開設されている。毎日午後8時より2回、ここのステージで日本の古典芸術、茶道、いけばな、雅楽、京舞、琴、文楽などが上浪され、主として外人のお客様の旅のつれづれを慰めるという催しであA ギオンコーナーフランス選手団いけばなを見るる。世界各国よりのお客様で連日にぎわっているが、時々、めずらしい外人の顔を見ることができる。写真AとBは、9月20日夜、オリンビックに来日したフランス選手団の人達がステージのいけばなを鑑賞しているところ。キャロン選手の顔も見える。(お花手前の桑原章子さん、岩田艇寿さん)ホームビジット「旅行者をあたたかく迎えましよう」というのは京都市の市民憲章の―つ。外人の旅行者を京都の家庭に招待して旅のよき想い出にして差しあげましようー|との趣旨でホームビジットが行われているのですが、京都では日本のいけばなを見たいという外人の人達も多く、日本人の家庭はどんなかしら、と映味をもつて来られる人達も多いので、いけばな家元の桑原富春軒は外人のお客様が大変多いわけです。お花を活けたり、古書や写真をお見せしたり、歓談の夜は中々つきません。B cヽ花の焦点4 旅のおもいでホームビジット(桑原富春軒)タイ国サイ`ノはキャロン選手サプラ,サスビー殿下同妃殿下

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