出品記録 |
駅のいけばな 2002年9月 2003年1月
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JR京都駅中央改札の横に、京都在住の16流派による「京都駅・歓迎いけばな」のコーナーがあります。 一週間ごとの各流派の回り持ちで、いけばなを展示しています。 桑原専慶流の担当は、最近では昨年の9月 中頃と、今年の1月中頃、いけさせていただきました。 9月のいけばなは、鉄砲百合とアンスリウムに、野生の薔薇の実をとりあわせて投入にしています。 1月のいけばなは、古典いけばなで、生花(せいか)という花型にいけました。 花器は主瓶(しゅへい)に青竹の筒を使い、副瓶(ふくへい)に陶の水盤を使っています。 花材は木瓜(ぼけ)、水仙、万年青(おもと)です。 花器を二つ並べていけることを二瓶飾り(にへいかざり)と呼んでいます。 器の対比や花材の組み合わせ方、花型の調和というところに、見所があります。 この写真は初日のものですが、一週間の間に、木瓜の赤い花が大きく咲いてくれました。 遠方より京都へ来られた方が、ここにいけられた花で、旅の疲れをいやしていただければ、嬉しいです。 1月20日からは、JR京都駅の新幹線コンコースでも、「京の冬の旅」協賛「京都名流いけばな展」が始まります。 3月中頃までの長い期間、立派ないけばなが展示されますので、京都へ来られる方は、是非ご覧下さい。 桑原専慶流の担当期間は、Diaryで見て下さい。 |